「自分に向いている仕事ってなんだろう?」と思って手に取ってみた本の第一弾。
Kindleで読みましたが、Amazonの口コミを見て「ゲーム形式でワークに取り組めました」という旨のコメントがあったので気軽に読んでワークにも取り組めるのかな、それで自分の強みとか特徴を再発見できるかも、と思って読んでみました。
本の概要
登場人物は主に3人。
自分に適した仕事って何だろう?と悩んでいる姉弟と、突然姿を現して助言とコメントを残していく女性。
この姉弟が悩んでいるところに、ワークに取り組むよう促した女性に従って、ワークに取り組んでいくなかで自分の特徴をそれぞれ再発見して、自分のやりたいことを実現するための地図を作っていく、という話。
そのワークは合計7個あり、1日1個でやっていく。
姉弟と一緒に読者である自分もワークに取り組んで、最終的に自分のやりたいことを実現するための地図を作っていく。
実際にやってみて
“自分の特徴や強みの棚卸しができたな“というのがいちばんの成果です。
また、やりたいことを考えて言語化するきっかけをくれたのも大きな成果です。
ただ、完全に自分のやりたいことのチョイスが悪いのがあるのですが、自分のやりたいことが究極の理想形の状態な気がして、6個目と7個目のワークができませんでした…orz
最終的なゴールがこの究極の理想形だとしても、そこに向けてのスモールステップを作って、それのための地図を作っていけば良いとは思いますが、それをやろうとすると時間がかかってしまうのでまたの機会に。
別のゴールを設定しなおしても良かったかもしれませんが、読み進めたかったのでそれもしませんでした。こちらもまたの機会に。
印象に残った箇所
"「経験」があることで、さまざまな学びを得て、未来に向けた行動への怖さやハードルが一気に下がるから。
「知識」「スキル」があることで、失敗を避けてショートカットしやすいから。
「実績」があることで、周囲から信頼されやすくなるから”
“第一段階として、何かを体験すると、その分「経験」リストが増えます。経験は、日々生活していれば自然に増えるものです。
そこからが第二段階です。その「経験」にもとづいて、さらに情報収集や学習をすると、それは「知識」に進化します。
あるいは、「経験」や「知識」にもとづいて、練習・訓練を重ねると、それは「スキル」へと進化します。
そして最終段階は、身についた「知識」や「スキル」をさらに深く追求したり、研鑽したり鍛錬したりすることで、客観的に証明できる「実績」となります。”
ここの「経験」→「知識」「スキル」→「実績」というレベルアップはこれまであまり意識してこなかったけど、実績ができるときには経験から始まり知識やスキルを身につけて、それを活用することで実績に繋がってるなと気付きました。
ここにも書かれてるように日々の生活の中で経験はあるので、これまで見落としたり気にも留めないような小さな経験があると思います。
そうした実績に繋がる芽を見逃さないように意識してみようと思います。
最後に
最後のワークまで実行することはできなかったけど、ワークを進めていく中で自分の持っている素質や資源を自分なりに考えて列挙することができました。
特に、やりたいことや自分が手に入れたい理想の未来を言語化できたのが大きな収穫かなと思います。
これまでこういった部分が言語化できてなく、ゴールが全くない状態のため困ったなと思っていたので。。
ただ、言語化できてもどうやってそれを実現するよ?という部分がまだ見えてきてなくて本書のワークもできなかったので、それはこれからも探していきたいと思います。