TAK Notes

思ったことやら出来事やらをつらつらと

「習慣を変えれば人生が変わる」

この本のタイトルは中高の部活で何度も聞いた言葉です。
その言葉の解釈について、また背景にあるものに興味が湧いたので読んでみました。

 

 

Part3の「人生の目的と目標を見つけだす」というところが、最近、人生の目的や目標ってなんだろう?と改めて思うことが多かったので、それを見つけるのを手助けしてくれる質問も載っていて嬉しかった。
すぐに答えは出ないかもしれないけど、ゆっくり考える時間がいつもよりも取れる今の育休期間を活用したいと思います。

 

早速このPart3の部分にある各種質問に取り組んでみたが、ひとつ目の「あなたの人生の夢は何か?」という質問に早速つまづきました。

この質問は最重要にして最も答えを持ち合わせていないものになるなと・・・。

他の本を読んだときにも「人生という航海をするうえで行き先となる、自分の人生の夢やビジョンを持たないのか。行き先があるから航海ににあるものも、行き先がなければただの遭難」という旨の一節があったので、この「行き先」を見つけねばと思いつつも、まだ見つけられていない・・・。

航海というこの例えを引用するならば、それらしい流れに乗って、それっぽく進んでいる状態。
島に到達できたこともあれば、本当に遭難しかかっている状態のこともある。。
プライベートに関してはいろんな島に到達できていると思うけれども、仕事に関する部分が遭難しかかっていることにあたると思っています。

主にこの遭難しかかっているところをなんとか目的地を見つけたい。
もちろん、プライベート面も、次なる目的地を見つける必要はあるかなと思っています。

人生の目的と目標という部分が今もっとも自分の中で引っかかっているところなのでそこにフォーカスしているが、他のPartのところでも「自分のストーリーを書き換える」「失敗を恐れない」「成功するまで、成功しているふりをする」「今この瞬間を楽しむ」など、これまであまり考えたことのなかったこと、最近意識できていなかったことがあったので、意識していきたいと思います。

 

印象に残った箇所

"あなたは自分のストーリーの脚本家で、監督で、主演俳優だという。だから、もしそのストーリーが気に入らないなら、思い切ってそれを変えればいいのだ。"

"あなたの人生の責任を負っているのは、他ならぬあなた自身だ。上司、配偶者、親、友人、知人、顧客、景気、天気ではない。

もし結果が気に入らないなら、自分の思考、感情、行動を変えればいいのだ。"

この部分は目からウロコでした。言われてみればその通りだ、と。

今の環境に気に入らないのなら、それを変える権限は自分にあるのだから、自分で変えてしまえばいいと気付かされました。

 

"完璧なタイミングは永遠に訪れないのだから、今すぐに始めた方が良い。そうしないといつまでも待つことになりかねない。ピンチは常にチャンスなのだ。

1つ確実に言えるのは、今までと同じことをしている限り、同じ結果しか得られないということだ。"

まさにその通りだなと。何かを変えようとするには、チャンスをつかもうとするには、行動するしかないなと。

で、そのタイミングは待っていたら何も変わらないので、何か変えたいなら今すぐに行動しないといけない。

 

"私たちが自分の経験を表現するために使っている言葉が、やがて私たちの現実になるのだ。

もし頻繁に不平を言っているなら、そのとき自分にどんなことを話しているだろうか。もし自分はダメな人間だと言っているなら、それはあなたの現実になる。しかし、もし自分は価値のある人間だとたえず言っているなら、それもあなたの現実になる。"

自分の発する言葉が自分に影響を与えるので、自信を持って、ポジティブに自分との対話をしていく方が自分のために良いと改めて思いました。

 

"多くの人は変えることのできない過去の出来事やまだ起こっていない未来の出来事についてたえず心配しながら生きていて、今この瞬間を存分に楽しんでいない。

過去のことを悔やんだり、未来のことを心配したりするのではなく、今この瞬間を大いに楽しもう。"

これはとても大事で、社会人になってからなかなかできていなかったなと思いました。
"今"を全力で楽しみたいですね。
過去は変えられないし、未来は準備はできても実際には"そのとき"しか対処できないなと改めて思いました。

 

最後に

この本を読む前は生活習慣のニュアンスの習慣に重点を置いた内容なのかな?と勝手に思っていました。

でも実際読んでみると、これからの人生をより良くしていくためにどう考えるべきか?どう行動するべきか?について書かれててもっとスケールの大きな内容でした。

図らずも最近の自分の中で考えていきたい"自分の人生の目標"とかそういう内容に近いものだったので、読んで良かったと思います。

"自分の人生の目標"とか"自分の人生の目的"を考えていくためのワークもあったので、考えを続けてブラッシュアップしていきたいと思います。